MAJPの今では笑っていえる話-大型二輪免許って、今では教習所で取るのが一般的なんだけど、少し前までは「飛び込み一発」...試験場でしか取れませんでした。 |
9 家族の無理解、暑さの中で極秘練習 | | ||
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94年春、...新聞によりますと...某国のバイクが売れないのは、わが国の特殊?な免許制度も原因のひとつだ。という苦情を当局が受けたことによって、限定解除教習制を急遽検討し始めた。数ヵ月後、どうやら、2年後本当になるらしい… 試験場前のバス停の裏に門真自動車学園という時間貸しの練習所があったので、とりあえずここで、750ccに慣れるよう練習を開始した。(2週に1回、調子が出てきてから1週に1回)家族には内緒だった。以前、試験に失敗するたびに、「これ以上でかい単車に乗ってどうするの?レーサーにでもなるの?」とか、「何回受けても無駄だから止めたほーがいいんじゃーない?」などど、散々云われつづけたので、今回は、USCBを除いて秘密にしていた。この年の夏、気温40度という日もあったというのに、真昼間に長袖を着てバイクで出かけていく姿に家族は「??」と思っていたでしょう。 練習といっても、指導員がいつも傍で見てくれているわけでもなく、本や「限定解除の攻略ビデオ」のとおり出来ているか、自分自身が確認しなければならなかった。指導員は、姿勢や、通過タイムなどは、厳しくチェックしていたが、それ以外は、わかっていて当然というような感じで、特段指導されるわけも無かった。(苦手な所は、事前に告げれば見てくれる。)とにかく、本やビデオを使って頭で覚えたことを、体で覚えなおすことが、大変だった。殆どのことを自分自身がやらなければならなかった。(余談だが、ここのコースは駐車場を単に広くしたぐらいの大きさで、狭くて、u-ターンは激烈。でもこのおかげで、試験場では広くのびのび走れました。) 10時間ぐらいで(延べ日数にして約2ヵ月後)、指導員が、「MAJPさん明日試験に行けば受かりまっせー」と、おもむろに告げられた。(実は、1年ぐらい練習しようと考えていた。どうしても昔の経験が影響して、それ程、完全ではないと自分自身では、感じていたからであった。)ほんまにだいじょうぶかいなー。と思ったが、ついに決意を固めて光明池試験場に予約のため向かった。 | |||
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