コース内の走行では、u-ターンや、鋭角の通過をビシッと決めんと、ふらつきで減点...あるいは最悪、「乗れてない」という事で一発アウト。決して足をついてはならない... また、一本橋はわざわざ橋の終わりに近い場所に巨大デジタルタイマーを設置してたりなんかする。採点とは関係ないギャラリーの視線がそこに集中するように考えてくれているのか?当然そこを通過する受験者にも視線が集中...ここで、タイマーや、ギャラリーが気になってわき見をすればまた減点..落とすためにいろんな工夫をしとるねんなー。 それに、何と言っても一次試験のうち2コースが最悪!!、これに当たった日なんか、不合格が決定してるも同然だった。「あ〜あ、2コースか...」ベンチの所々で、やるせない声が聞こえていた。 これらを何とかクリアーしても、メリハリが無ければ、「乗れてない」とのことで、減点、最悪の場合一発アウト。だからといって、スラローム、S字、外周コーナーなんかで倒しこみ過ぎたり、アクセルを上げすぎたりすれば、「カッコをつけるんじゃない!」と文句を言われる。(これまた最悪の場合、危険行為?で一発アウト。) 2次コースは、追走で採点される。ここまで来る人は100人中5人いたら良いほうか、しかし、すでに、大抵20〜30点ぐらい減点されてるようなので乗った瞬間試験中止になる覚悟を皆、決めているようだった。しかも、試験中は常に、傍でチェックされるので、採点所のようにチェックを見落とす確率は、限りなく0に近い。 急制動なんか、試験官が追走をいったん中止し、前もってパイロンをおいて制動区間の真横で採点する。これだけでも、極度の緊張を強いられることは間違いない。波状路についても同様..そして、もう一度S字。しかも、1次試験とは違って、幅が狭くなってるようなので結構エグイ。 よその試験場では2次試験なんて無いし、S字も一回で済むというのにね。大阪に住んでるだけで、すごく損した気分になったのは私だけでしょうか... |